
国内で代表的なインターネット広告サービスの一つに、Yahoo!広告が挙げられます。
Google広告に並ぶ大手広告として知られ、多くのユーザーへ広告を届けることができます。
このYahoo!広告を利用するにあたって、いくらくらいかかるのか費用面について気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Yahoo!広告における種類ごとの費用の仕組みや課金方式、支払い方法についてわかりやすく解説してまいります。

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Yahoo!広告とは?
Yahoo!広告は、Yahoo!JAPANや提携サイトに広告を掲載できるインターネット広告サービスです。
かつては「Yahooプロモーション広告」という名前のサービスで提供されていましたが、2020年7月より「Yahoo!広告」へと名称が変わりました。
Yahoo!広告は、Google広告と並ぶ人気の高いインターネット広告サービスです。
Yahoo!JAPANの月間アクティブユーザー数はおよそ8,500万人にも及び、日本にいるインターネットユーザーの80%以上が利用していると言われています。
さらに、提携するパートナーサイトにも広告が掲載されることから、Yahoo!広告を活用することで多くの方へ効率的に広告を届けることができるといったメリットがあるのです。
また、Yahoo!広告では配信したい地域や日時、ユーザーの年齢や性別、興味関心などの属性、検索キーワードなどといったあらゆる条件でより細かなターゲティングを行うことができます。
Web広告により成果を上げるためには、データを正確に把握し、分析しながら運用していくことが重要なポイントです。
そこで、Yahoo!広告はコンバージョン測定と呼ばれるシステムを活用し、広告経由で成果に至ったユーザーの行動データを可視化できるようになっています。
これによって、無駄のないマーケティングを実践していくことができるのです。
Yahoo!広告の種類
Yahoo!広告には、「Yahoo!検索広告」「Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)」「Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)」の3種類の広告が配信できるようになっています。
それぞれの広告について詳しく解説していきましょう。
Yahoo!検索広告(リスティング広告)
Yahoo!検索広告はリスティング広告とも呼ばれており、Yahoo!JAPANにて検索を行った際、検索キーワードに応じて検索結果ページへ表示される広告を指しています。
この広告はテキスト形式で配信されています。
ユーザーが企業の商品やサービスを検索することで、該当企業の広告を表示させることができるという仕組みです。
検索広告は、広告管理ツールで設定したキーワードをユーザーが検索すると、広告が検索結果ページの上位に表示されるようになっており、顕在層への訴求が強みとなっています。
すでにユーザーが欲しいものや知りたい情報が明確になっているので、広告からのコンバージョン率も高くなりやすいといった特徴があります。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)
Yahoo!ディスプレイ広告は、Yahoo!JAPANのトップページやYahoo!ニュース、提携パートナーサイトにバナーや動画を表示できる広告です。
広告出稿の目的、たとえばコンバージョン獲得や動画再生、サイト誘導などに合わせて、柔軟に運用できます。
さらに、ユーザーの興味や購買意欲にもとづいたターゲティングを活用することにより、広告効果をより高めることができます。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)は、広告を作成する際に広告タイプを選択すると、テキストや画像、動画を使用したあらゆる種類の広告を作成できるのが特徴です。
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)は、Yahoo!JAPANのトップページ、Yahoo!ニュースなどの多くの人が訪れるページへ目立つ画像や動画の広告を掲載できます。
多様かつリッチな広告表現が実現できるため、ブランドの認知向上にも役立つことでしょう。
また、掲載期間や表示回数が保証されるので、同じ枠で出す運用型広告よりもより優先して配信されるのが特徴です。
実際に画面に表示された回数に応じて課金されるビューアブルインプレッション購入型です。
Yahoo!広告の費用相場
Yahoo!広告の費用相場は、Yahoo!広告の種類によって異なります。
それぞれの費用相場について詳しく見ていきましょう。
Yahoo!検索広告(リスティング広告)における費用相場
Yahoo!検索広告では、広告がクリックされることで費用が発生する「クリック課金型」という課金形態が採られています。
そのため、広告が掲載されてもクリックされていない場合は料金が発生することはありません。
Yahoo!検索広告の費用は、1クリックあたりおよそ数十円~数百円ほどです。
1日に使う広告費の上限をあらかじめ設定することができるため、クリックが増えても予算を大きく超えて請求されることはないでしょう。
予算に合わせた広告運用が可能になります。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)における費用相場
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の課金形態も、一部を除いて、基本的に広告がクリックされることで費用が発生する「クリック課金型」です。
ただ、リスティング広告に比べると低めの費用で出稿できることが多いです。
ただし、リスティング広告ほどターゲットを絞った顕在層への訴求は難しくなるため、コンバージョン率が下がってしまい、総費用が高くなるといったこともあり得ます。
1日の広告費の上限は設定できるため、自社の予算に合わせた運用を行えるでしょう。
クリック課金の場合、単価は数十円~150円ほどです。
また、ディスプレイ広告(運用型)には、このほかに1,000回表示されるごとに課金される形態である「インプレッション課金」もあります。
このインプレッション課金型の場合は、100円から600円ほどの費用相場です。
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)における費用相場
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)の課金形態は、利用する広告によりビューアブルインプレッション購入型や時間帯ジャック購入型、枠購入型に分けることができます。
このうちビューアブルインプレッション購入型は、広告の50%以上が1秒以上(枠によっては20秒以上)連続して表示された場合に課金される仕組みです。
この広告は、検索広告やディスプレイ(運用型)と比較すると費用が高めになり、その費用は20万円~数千万円にものぼります。
また、出稿にはLINEヤフー株式会社と契約している広告代理店などのパートナーを通す必要があります。
Yahoo!広告の費用の支払方法
Yahoo!広告の費用の支払方法は、Yahoo!検索広告、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)、Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)のいずれも広告が掲載される前に費用を入金する前払い方式が採られています。
あらかじめアカウントに広告費をチャージし、広告が表示されると実際にかかった費用が消費されます。
アカウント残高が0円になると広告の掲載は停止となるため、チャージ金額を常に確認しておくことが重要です。
費用の支払方法は、銀行振込、またはクレジットカードのいずれかです。
クレジットカード払いの場合、自動入金か手動入金かを選んで管理することができます。
まとめ
Yahoo!広告は、費用も1クリックあたり数十円~数百円程度など少額の費用から始められる広告もあり、いずれの広告も広告の目的や予算合わせて柔軟な運用が可能です。
クリック課金やビューアブルインプレッション購入型などの費用の仕組みもわかりやすく、どなたでも安心して利用できます。
このようにYahoo!広告の費用目安を理解しておくことで、無理なく効果的な広告運用を始められるのが大きな魅力と言えるでしょう。

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